2023年04月13日
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りんどう部会 春の現地講習会
りんどう部会では、例年4月上旬に春の現地講習会を開催しておりますが、今年度は4月10日納内の(有)菅原農場さんの圃場をお借りして実施しました。内容は主に越冬後の栽培管理についてです。
りんどうの新芽は前年に作られており、融雪後気温が高くなるとともに伸び始めます。
画像奥が、前年の枯れた茎を整理した後の新しい芽です。手前は越冬した芽の浮き上がりを防止する為に土をかぶせている状態です。
こちらの圃場は定植から10年を過ぎていますが、毎年しっかりと管理を行い、品質の良いりんどうを多く出荷して下さっています。
ただ、北空知ではセンチュウという目に見えないくらいの小さな土壌中の害虫がりんどうの根にコブを作ったり根を腐らせる事で、生育に悪影響を及ぼすといった被害が広がっています。土の中に生息する害虫なので、写真のように他の生産者の圃場に入る時は靴に青いカバーをつけて、靴の裏についた土を自分のほ場へ持ち込まないように注意しております。
今年は雪解けが早いですが、今時期特有の冷たい強い風のせいで思ったより気温が上がらず、水田もなかなか乾かない状態です。
桜の開花が過去最高の早さで進んでいるようですが、さて今年はどの様な気象になるのでしょうか?
moga